寝なきゃ明日(実質的には今日)死んでしまうのに、なんだか寝たくないので書きます。
寝たくない日って無いですか?
でもまあこれを書く時間が出来たという事で、良しとします。
今日は、意識の仕方の違いについて。
ゼミで金曜日にホームレスについて話し合いました。
発表者からの問題提起で、最後に「どうしたらホームレスを減らす社会を作れるか」と出ました。
皆の意見に共通していることは、もっと現行の援助というものを変えるというものでした。
例えば生活保護法の制度改正や、お金の援助ではなくもっと他の援助にするといったような。
ホームレスの方にとっては援助も大切だと思います。
身体的理由で職に就けなくてホームレスになった方もいるからです。
でも、議論や意見を聞きながら思った事は、物資による援助のみでいいのかなと。
ホームレスの方の中には、前述の身体的理由による方もいますが、家族に捨てられた・リストラされた…などというような、身体的理由によらない方も沢山いるのです。
生活支援センターなどで、職に就く為に訓練や援助を受け社会に復帰出来る人は、全体の半数以下だそうです。
半数以上の人が社会復帰出来ない最大の理由は、「社会に出ると自分より出来る人が沢山いて、自分の無能さが露呈される」という事。
つまり、自己嫌悪といった、モチベーションの問題です。
例えば、実際にあまり能力の無いホームレスの方がいるとします。
彼は、その能力の低さが理由でリストラされました。
もちろん、それは自業自得ではあるでしょう。
しかし、リストラされた時点でのし上がる事も出来たはずです。
「のし上がってやる!!」という気持ちが沸かなかったから、というのもホームレスになった一つの理由であると思います。
もちろん次の就職先が見つからない、というのも大きな理由ではありますが。
そして、ホームレスになった後。
ホームレス生活を楽しんでいる方もいらっしゃると思いますが、出来れば抜け出したいと思っている方も沢山いることでしょう。
しかし、どんなに気持ちの違いがあっても傍から見ればホームレスはホームレス。
世間には、社会の負け組・汚い・乱暴・おかしい…などと言った否定的な目で見る人も多いのが現状。
実際に私もそうでした。
汚くて乱暴な印象がありました。
正直に言ってしまうと、その世間の目が完全に間違いであるとは言い難いのです。
しかし、世間がそう見るから、ホームレスの方々は本当にそうなっていくのかもしれません。
実際に自分もそんな風に見られたら、ナニクソ!!とう思う気持ちから乱暴になったり、卑屈になったりすると思うのです。
(その「ナニクソ!!」という気持ちを他に向けれたらいいんですけどね。)
リストラされたことによって自分の無能さを再確認し、そこから向上心は生まれることもなくホームレスになり、世間からの白い目でさらに卑屈になっていく。
そんな悪循環が良くないと思うのですね。
本当になまけているホームレスの方も沢山いることでしょう。
しかし何度も言う様に、身体的理由で余儀なくされた方も沢山いるのです。
そんな人に対して白い目を向けるのは、良くないのではないでしょうか。
何でも見た目でひとくくりにするのは良くないのではないでしょうか。
だから、もっとホームレスの方に対する偏見を少しでも無くすことも大切なのでは。
私はそれが「ホームレスを減らす社会」への第一歩だと思います。
綺麗事言うのはあまり好きではないですけど、人間にとって精神ってとても大きな影響を持つと思うのです。
だからホームレスの方のモチベーションを下げない為にも、私はこう思います。
でも正直なところ、ホームレスは減らないし無くならないと思うのですけどね。
また、世間では発展途上国に対しての資金援助が活発になっていますよね。
募金であったり、最近はお水を買うとその収益の一部が発展途上国での綺麗な水を確保する為の井戸作りに提供されるというプロジェクトもあります。
私の大好きな中田英寿もそれを訴えています。
そういうメディアからの情報によって世間の人々は、発展途上国の人を可哀想な目で見る様になります。
しかし、発展途上国の人もそんな目で見られたくは無いだろうし、実際に自分が可哀想な立場であると感じていない人もいます。
全く同じでは無いですけど、日本のホームレスと共通する部分は多いにあります。
そうとは言え、やはり発展途上国の人も援助によって助かっているのも事実。
私たちもメディアによって、「募金をしなきゃ」とか「収益の一部が援助になるならこっちの水を買おう」と心動かされるのも事実。
ホームレス問題でも同じだと思います。
ホームレスの方々にとって、資金援助等が助けになっているのも事実だと思います。
しかし、世間では発展途上国に対する関心は強いのに、ホームレスに対しては偏見が強い。
この違いは、メディアでの取り上げられ方も大きいのではと思います。
発展途上国に関する情報は沢山発信されるけど、ホームレスに関する情報はまだまだ少ない。
だからもっと発信すべきであるし、発展途上国に対してはお水を買えば援助出来るという様な世間が参加しやすい援助方法を、ホームレス問題に対しても同じように行うべきだと思います。
発展途上国問題とホームレス問題に対する意識の仕方の違い。
それはやはりメディアによる情報量によるものも大きいですが、もっともっと私たちが関心を持たなければいけない。
今回のゼミではそう強く思いました。
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